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悪人/ヒューマン/邦画【amazonプライムビデオ】

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脚本🅰️結末🅱️幸福🅱️魅力🅰️主観🅰️ 13

 

吉田修一さん原作の作品です。『怒り』という作品も気になるので、後日チェックしたいと思います。

 

何年か前に原作を読み、非常に名作だったためDVDでも視聴しました。そのためか内容は頭に入っていましたが、それでもこの独特の世界観が好きです。

 

妻夫木さん、深津さんの役に入り込む演技はさすがの一言です。またその周りを固める、柄本明さん、樹木希林さん、モロ師岡さんの演技に人として…ということを考えさせられます。

 

誰でもほんのちょっとの間違いで悪人になってしまう。結局誰が悪人なのか?人か、社会か?

 

柄本さんの

『あんた、大切な人はおるね?その人の幸せな様子を思うだけで、自分までうれしくなってくるような人たい。

おらん人間が多すぎるよ。

今の世の中大切な人もおらん人間が多すぎったい。大切な人がおらん人間は、なんでもできると思い込む。自分には失うもんがなかっち、それで自分が強うなった気になっとる。

失うものもなければ欲しいものもない。だけんやろ、自分を余裕のある人間っち思い込んで、失ったり、欲しがったり一喜一憂する人間を、馬鹿にした目で眺めとる。

そうじゃなかとよ。本当はそれじゃ駄目とよ。』

 

という台詞が、この作品の全てを物語っていますね。

 

もっと早く出会っていれば…この大切な人の存在に気付けたのでしょうね。